DIY: 机に穴をあける

August 21, 2020 - 読了時間 1 分
diy office

当社はビズサークルの 神戸元町オフィス の部屋を借りて業務をしています。

レンタルオフィスだけでなく、同じビル内にコワーキングスペースも併設されています。 友だちが遊びにきたときなど、友だちはそのままコワーキングスペースを使って仕事を行い、 お昼ご飯は一緒に食べに行くといった、そういうちょっとした近況報告の会合にも適しています。 神戸元町オフィス自体はまだオープンして半年ほどしか経っていないのもあり、 施設もきれいで設備が充実していてとても気に入っています。

レンタルオフィスの唯一の困りごと

以下はオフィスの紹介サイトから引用した写真になります。 当社の借りている部屋もこの写真と似たような机になります。

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机の広さは十分なスペースなのですが、1つだけ困ったことがありました。

電源が机の上にしかない!

ラップトップを使う人向けには問題ないのですが、私は普段デスクトップマシンを使っています。 デスクトップマシンを机の下に置こうとすると、壁と机の天板が一体化しているため、 電源ケーブルの取り回しがうまくできません。

最近のデスクトップマシンは十分に静かではありますが、 それでも机の上にあると少しだけハードディスクの駆動音が聞こえます。 できれば机の下に置けた方が騒音が気にならず作業に集中できます。

管理会社にメールを送って相談しました。

デスクトップマシンを使っていて
電源ケーブルの取り回しのために机に穴をあけてもよいですか?

管理会社のスタッフさんが状況確認に見学に来られて

きれいに穴をあけるならよいです

と許諾を得ました。

道具を購入する

穴あけに必要な道具を購入します。

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ホールソーは単品でも販売されています。 セットで購入する方がすごく割安だったのと、 どのぐらいのサイズのものを購入すればいいのか、 私がよくわからなかったのでセットで購入してみました。

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実際に電源テーブルの太さや本数とホールソーのサイズを見比べてみました。 その結果、今回の穴あけは50mmのサイズを使いました。 あらかじめサイズを決めているなら1つだけ購入した方がよいと思います。

この写真には写っていませんが、紙やすりも100円ショップで購入しました。

あと作業時に出るおがくずを掃除するために掃除機を用意しておくとよいです。

机に穴をあける

まずは小さなドリルで机にあける穴を貫通させます。

今回の前に電動ドライバーを触ったのがいつか覚えてないぐらい、 久しぶりに触ったので最初は経の小さいドリルを付け、 回転速度やトルクなどを控えめにしつつ始めました。

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わかりにくいですが、以下は机の下から貫通した穴を撮った写真です。

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経の小さいドリルで貫通してからさらに大きい経のドリルで再度貫通させて少しずつ穴を広げました。

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慣れてきて後から思い返してみれば、最初から経の大きいドリルで穴あけをしてもよかったかもしれません。

中心となる穴があいたら電動ドライバーの先端をドリルからホールソーに付け替えます。 あらかじめドリルで貫通させておいた穴を中心にしてホールソーで削っていきます。

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以下は机の下から撮った写真です。

ホールソーでの穴あけ作業について調べたとき、 逆側からも少し削っておいた方がきれいに穴をあけられるとあったので机の下からも削ります。 寝転がって電動ドライバーで削るとおがくずが上から振ってきてかなり苦しかったです。 たくさん削るわけではないですが、上から振ってくるおがくず対策が必要です。

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ホールソーで削っていると、以下のようにおがくずが発生します。 適当に掃除機で吸いとりながら削ることと掃除を繰り返します。

削っている穴がある程度深くなってきたらホールソーの真ん中のドリルを外します。

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私は当初ドリルを外すことを失念していて一定以上深く削れないなぁと少し立ち止まっていました。 中心が少し黒く焦げているのは真ん中のドリルのバネと机の天板との摩擦で熱をもったためでした。

あっ、真ん中のドリルは外さないといけないのか

と焦げてから気付きました。

そんな失敗もしながら穴あけも貫通しました。 電動ドライバーのパワーにも依りますが、20-30分ぐらいやれば穴があくと思います。

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実際にホールソーで削りとった机の破片です。 机の下からの削り具合が真っ直ぐではなかったので少しずれています。 素人が初めてやるとこんなところでしょうか。

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ホールソーで削ったばかりだと穴の内部がガタガタの状態なので紙やすりできれいにします。 粗めの紙やすりで滑らかにしてからもう少し細かい紙やすりで磨きます。

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言うてもケーブル類を通すだけの穴なので手で触って違和感がないぐらいです。 そこまでがんばって磨いてはいません。

冒頭で管理会社のスタッフさんに指示された通り、 パッとみた雰囲気ではきれいに穴があきました。

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このままでもケーブル類を通すという目的は果たせます。

実際に穴あけ作業をしてみて、ちょっとテンションが上がったので穴のカバーを探して購入してみました。 オンラインショップで検索すると、50mmのカバーはいくつか見つかりました。 もしかしたら50mmは一般的な穴のサイズの1つなのかもしれません。

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こういった穴のカバーを付けることで少し高級感が出たように思います。

言うても普段目にするような場所にあるわけではなく、 モニターの後ろでケーブル類を通すためだけの穴なのでそんな気遣いもいらないものです。 これは完全に自己満足のためのカバーでした。

まとめ

適切な工具を揃えれば、穴あけは素人がやってもなんとかなる類の作業でした。

工具や作業方法を調べたり、実際の穴あけ作業で試行錯誤したり、 一連の過程も楽しかったのでやってよかったなと思いました。

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